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《ネタバレ》 あれは高校の受験当日―…。自分の前に座る女の子。どこかで見たような…と思っていたら、その娘は中島朋子ちゃんだったのです。そんなこんなで見事高校に入学を果たし、1年間は同じクラスでした。…が、同級生とは言え相手は女優。マトモに話せないまま終わった事は言うまでも無い(笑)。そんな彼女が本作のTV放映前年、在学中に撮影が始まり学校も休みがちに…。ある日、どうしても学校に行きたいと言う理由で、空港から直接学校へ愛用のトランク1つで、本当に北の国からやって来た時はカッコイイ~!!…と思ってしまいました。…とは言え、今回の話の主体は純の淡い初恋…そしてれいちゃん。本作でデビューした、大里れい役の横山めぐみはとても可愛かったですね。クリスマスの夜、納屋を訪ねる純…そしてれいのシーンは、「潮騒」を思い出してしまいました。そして、忘れてはならない“泥の付いた一万円札”の登場はやはり感動しました。トラックの運転手に渡された謝礼の2万円。それは泥の付いた一万円札だった―…。言わずとも語られる名場面。このシーンが一番印象に残る上、全体的なストーリー構成も演出も素晴らしかった。やはりシリーズの中ではこの作品が一番良かったと思う。個人的には、同じ時を過ごした中島朋子ちゃんが観れるだけで嬉しい作品。ちなみに、そんな彼女にクラスメイトは皆、恋をしていました。朋子ちゃんの誕生日に、薔薇の花束を持って来たヤツは、真っ赤な顔をしてラブアタックをしていましたが、思えばこの前後には今のご主人と知り合っていた訳で…。花束を受け取り、ありがとう!…と対応していたポーカーフェイスッぷりは、やはり女優だった。
【_】さん 7点(2003-11-23 01:00:57)
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