タイトル名	アース
製作国	独,英
上映時間	98分
劇場公開日	2008-01-12
ジャンル	ドキュメンタリー,動物もの

プラネットアースは見ていないのですが、子供のころ「野生の王国」でチーターがトムソンガゼルを狩る場面とか歯を食いしばって見ていた者としては、目が離せないシーンの連続でした。弱肉強食、喰うか喰われるかの厳しい自然界を知らしめた「野生の王国」に、地球温暖化に対する警告をプラスした感じです。これからの地球を考えるために多くの地球人が見るべき作品だと思う。あまりにも美しくスケールの大きな映像は、
ＣＧ慣れした昨今油断して見ていると感動することを忘れてしまうくらい、ＣＧのようでスゴい。全て実写なんだと思い出すとその凄さに改めて感動する。もちろん映像美だけでなく、野生の動物、見たことも無いような未知の生物たちが生き抜くために知恵を絞っている姿に感動を覚えた。本能という言葉では語りつくせない「知恵」を持っていると感じた。対して人間は開発し生活し、環境を破壊する。いや「環境」という言葉は人間目線なので不適切。生命体としての地球、寿命もある地球に寄生しているだけの生物でしかない人間は、同じく寄生しているというレベルでの他の動物と比べて横柄で愚かです。最後にナレーションで言ってました。「今ならまだ間に合う」と。その言葉を信じ、少しずつでも地球をいたわって生きてゆきたいものです。

作品のレビュー数	57件
作品の平均点	5.91点
作品の点数分布	0 1 1.75％ 1 0 0.00％ 2 0 0.00％ 3 3 5.26％ 4 5 8.77％ 5 14 24.56％ 6 13 22.81％ 7 11 19.30％ 8 8 14.04％ 9 1 1.75％ 10 1 1.75％
作品の標準偏差	1.70
このレビューの偏差値	57.23 ※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値