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私は貝になりたい(2008) のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 私は貝になりたい(2008)
製作国
上映時間139分
劇場公開日 2008-11-22
ジャンルドラマ,法廷もの,戦争もの,刑務所もの,リメイク,TVの映画化
レビュー情報
可もなく不可もなく。某模倣犯での過去を払拭すべく、SMAPリーダーはシェイプし坊主にし、真面目な一兵士を不可なく演じていたと思う。作品自体もドラマ史に残る文字通りドラマティックな素晴らしい作品なのだとも思う。それなのになぜか全体的に物足りない。致命傷はやはりラストを知っちゃってるところにあるだろう。矢野・石坂浩二中将が自分の罪を認め部下の解放を求めても、妻・仲間由紀恵が署名を集めても、鶴瓶が大統領に手紙を書いても、結果は分かっちゃってる。どんなに期待してもどんでん返しは決して起こらないのだ。映画としては致命傷。しかしそれを知っていても映画館に足を運ぶのは、やはり主人公の清水豊松という人物に感情移入しラストで号泣してやろうという期待からなのだが、残念ながら劇的な感情移入も号泣も私は出来なかった。配役や演技云々の理由だけでなく、淡白でやや時代遅れな脚本に物足りなさを感じてしまったのだろう。久石譲のドラマティックな音楽がどんなに盛り上げようとしても、淡白なセリフは心をスルーしていく。全編を通して心に残ったのは矢野中将の最後の言葉と、「貝になりたい」という加藤哲太郎の原作遺書の言葉だけだった。
ちゃかさん [映画館(邦画)] 5点(2008-12-02 16:12:32)
その他情報
作品のレビュー数 30件
作品の平均点 5.90点
作品の点数分布
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213.33%
326.67%
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61033.33%
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作品の標準偏差 1.81
このレビューの偏差値 47.26
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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