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キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン
製作国
上映時間141分
劇場公開日 2003-03-21
ジャンルドラマ,コメディ,犯罪もの,実話もの,小説の映画化
レビュー情報
《ネタバレ》 デカプリオがまだぎりぎり15歳の少年役が出来た頃の作品。父親を尊敬し、その父親が愛した女すなわち自分の母親を愛した素直な少年が、犯罪者に変貌するわけなのだが、端正な顔立ちとスマートな振舞で悪事を繰り返す彼を、ワクワクしながら観てしまう。実話だから、ウソだろ!?マジか!!の連続で、特に飛行機のトイレから消えたのは、どこまでが実話かは分からないが、笑っちゃうくらい驚くのは必至。やはりスピルバーグは人間好きな温かい監督だ。これがたぶん人間なんて所詮動物だと思ってるようなヨルゴス・ランティモスとか(撮るわけないけど)だったら物凄く怪しげになるのだろうし、真面目で几帳面なスコセッシだったら鋭く美しいドキュメンタリーにもなりそうだ。その場合トムハンクス演じた捜査官がダニエルデイルイスやリーアムニーソンだったら尚更にシリアスものだ。
実話が元の悪質な詐欺事件を、このような清々しいほどのヒューマンコメディにしてしまうのは、スピルバーグの成せる技だろう。そして実在の詐欺師フランクアバグネイルjr.本人が、稀代のエンターテイナーであったことにもよるだろう。犯罪は許されないが、彼のキャラクターについてだけを言えば、憎めない犯罪者だ。その後自分の才能を生かし、刑期を終えるまでFBIに協力して職員として働く、というのがまた良い。救いがあるラストってのはやっぱりいい。
ちゃかさん [インターネット(字幕)] 8点(2024-10-26 11:16:19)
その他情報
作品のレビュー数 466件
作品の平均点 7.07点
作品の点数分布
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220.43%
371.50%
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67916.95%
715332.83%
811624.89%
95110.94%
10122.58%
作品の標準偏差 1.39
このレビューの偏差値 54.77
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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