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尼僧物語 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 尼僧物語
製作国
上映時間151分
劇場公開日 1959-08-11
ジャンルドラマ,伝記もの,小説の映画化
レビュー情報
《ネタバレ》 尼僧たちが皆美しいです。清楚で控えめで規律を守り、無駄の無い身のこなし、凛とした姿が美しいです。でも中でもオードリーヘプバーンは別格に美しいのです。その他大勢と同じ動きをしていても格別に美しいのです。その美しさは容姿だけでなく内面からにじみ出てくるもので、シスタールークの心の葛藤を演じているからだと思います。従順で厳戒な他の尼僧との違い=心の葛藤が美しさオーラとなって発光しているのです。すごいです。彼女の葛藤は、自分のプライドを捨てなくてはならない事への抵抗。彼女には目標、目的があるからそもそも尼僧には向いていませんでした。人間が最もストレスを感じる時とは「自分のプライド、自尊心を傷つけられたとき」と聴いたことがあります。ストレスの元となる「プライド」。持つべきか持たぬべきか…。彼女の場合は持つなと言われた事がストレスになっています。深いです。アフリカコンゴでのシーンはドキュメンタリー映画のようで、そこに投げ込まれたオードリーは何とも違和感があり必見かも。
ちゃかさん [CS・衛星(字幕)] 6点(2007-09-22 08:59:14)(良:1票)
その他情報
作品のレビュー数 22件
作品の平均点 6.45点
作品の点数分布
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作品の標準偏差 1.53
このレビューの偏差値 48.06
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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