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デビルズ・ダブル -ある影武者の物語- のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 デビルズ・ダブル -ある影武者の物語-
製作国ベルギー
上映時間108分
劇場公開日 2012-01-13
ジャンルサスペンス,実話もの,伝記もの,バイオレンス
レビュー情報
《ネタバレ》 過激な映画なのかなあと思って観てみたら、過激なようでいて淡白な映画だったな、という印象です。特別悪くはないんだけれど、かつて観た映画の、似たようなシチュエーションで勝ってるところがあまりない。冒頭ウダイに呼び出され面会する場面からして、まったく緊張感がありません。「ヒトラー 最後の12日間」の冒頭、ヒトラーと面会する場面はとても緊張感があり、「あの独裁者に、これから会うんだ・・・」と観てるこっちも追体験できます。しかしこちらは、金持ちのボンボンに呼びだされ、カツアゲされてるような感じ。もったいない。◯ラティフが泣く泣く影武者になることを受け入れ、側近も見間違うほどの変貌を遂げても、カタルシスというか絶望感もあまりないです。犯罪者の顔を移植され、刑務所にブチ込まれた刑事の「フェイス/オフ」のほうがまだエモーショナル。「フェイス/オフ」に負けてくやしくないんか!◯家族の描写もあまりでてこないので、後半、決死の覚悟でラティフと電話する父親も、あまり活きてこないように思います(1シーンだけでみればとても良い場面だから余計もったいない)。なんか総じていろいろもったいない映画。こんな事件が実際にあったのか!ということを知ることが出来たのは良かったですが・・・。
ゆうろうさん [映画館(字幕)] 5点(2012-01-28 16:14:22)
その他情報
作品のレビュー数 10件
作品の平均点 5.80点
作品の点数分布
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作品の標準偏差 0.75
このレビューの偏差値 35.71
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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