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脳男 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 脳男
製作国
上映時間125分
劇場公開日 2013-02-09
ジャンルアクション,SF,ミステリー,小説の映画化
レビュー情報
《ネタバレ》 「単なるサスペンスアクションにしたくない」という欲のせいで、邦画特有の説明臭さが目立つ作品。ドラマを充実させたいなら「行動」で描いてこそだと思います。厳重な監視や取り調べをしておきながら、都合の良いところでザルになるし。自分の患者の個人情報を、なんの迷いも無く正義の殺人マシーンに教えてしまう松雪泰子はバカすぎでしょう(結果的に助かる命もあるけれど・・・)。病院の地図がビヨンビヨンと頭に入ってくる描写なども絶妙にダサい。クライマックスも独白でブツ切りに。しかし、なんだかんだ言って「脳男」のキャラクター自体は好きになってしまいました。他の役者がみんなオーバーなので、彼のキャラが皮肉にも引き立っちゃってます。何度傷ついても起き上がる姿はゾクゾクしますね。生田斗真のハマり役ではないでしょうか。「脳男」という設定はまるでインターネットの「炎上」みたいですね。自分を正義だと疑わず、頭だけで考え、痛みの感覚は全くなく、「悪」を完膚なきまでに徹底的に叩き潰す。モニターの前のオマイラ、自分が「脳男」になってしまう自覚や覚悟はあるのか!と問われてるような気もしました。最後の表情はちょっとやりすぎではないかな、と思いましたが(瞬きするだけ、とかでも良かったと思う)、キャラ自体はやはり好きです。彼の動向はまだまだ気になります。期待を込めて続編を希望します。そのうち「脳男VSハスミン」とかもやってください。とんでもない戦いになりそう。
ゆうろうさん [映画館(邦画)] 7点(2013-03-20 02:03:48)
その他情報
作品のレビュー数 33件
作品の平均点 6.03点
作品の点数分布
000.00%
126.06%
213.03%
313.03%
413.03%
5721.21%
6412.12%
71236.36%
826.06%
913.03%
1026.06%
作品の標準偏差 2.11
このレビューの偏差値 52.18
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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