Menu
 > 作品
 > セ行
 > 世界にひとつのプレイブック
 > ゆうろうさんのレビュー
世界にひとつのプレイブック のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 世界にひとつのプレイブック
製作国
上映時間122分
劇場公開日 2013-02-22
ジャンルドラマ,ラブストーリー,コメディ,小説の映画化
レビュー情報
性格(精神?)的に難ありな男女と、その周辺の人々が織りなすドラマ。
初めて予告編を観たときは、「また薄味な映画なんだろうなあ」と思って期待していませんでしたが、良い意味で裏切られました。監督デヴィッド・O・ラッセルの持ち味で、ハートフルならぬパワフルな映画になっています。
外へ外へとエネルギーを発散させる「ザ・ファイター」とは好対照で、内へ内へとギューッと凝縮されたような映画です(別に引きこもってるわけでは無いです)。登場人物たちの丁々発止のやりとりも楽しい。

 自分も、主人公程ではありませんがカッとなりやすい性格です。そして散々一人で暴れた後、すぐ後悔するのもよく分かります。なので、周囲から理解されない主人公のもどかしさに、かなり感情移入してしまいました。
極端に感情的になるのはもちろん良いことではありませんが、まるで「感情をなくせ!」と言われているかのような周囲の反応に、結構イライラしてしまいました(汗)。周囲の人々からすればハタ迷惑なのもよく分かりますが。

ただ、「周りから理解されないもどかしさ」はとても描けていたと思いますが、逆に「他人の気持ちを察し、理解する」ことに関してはあまり掘り下げられてないような気がしました。
そこに気づけない自分が、まだまだ大人になりきれてないってことなのかなあ。
ゆうろうさん [映画館(字幕)] 8点(2013-02-23 14:45:54)(良:1票)
その他情報
作品のレビュー数 69件
作品の平均点 6.48点
作品の点数分布
000.00%
100.00%
200.00%
311.45%
4710.14%
51115.94%
61217.39%
72231.88%
81115.94%
934.35%
1022.90%
作品の標準偏差 1.51
このレビューの偏差値 56.68
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
世界にひとつのプレイブックのレビュー一覧を見る


© 1997 JTNEWS