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47RONIN のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 47RONIN
製作国
上映時間121分
劇場公開日 2013-12-06
ジャンルアクション,アドベンチャー,ファンタジー,時代劇,歴史もの,3D映画
レビュー情報
《ネタバレ》 日本が舞台のファンタジーアクションとしてそこそこ面白いです。実在しない獣たちとのバトルは迫力あります。衣装やセットも日本人からはなかなか出てこない発想でいいですね(中国っぽいけどね)。毎度毎度セットを使い回してる邦画と比べるとやはりリッチですな。作品に合わせた世界観作りが出来るのはいいことです。

けれど、それを踏まえて観ても違和感を覚える箇所は一杯ありました。
まずキアヌ・リーブスが余計。架空のキャラだから当然と言えば当然です。ラスト・サムライのオールグレン(トム・クルーズ)みたいな必然性があれば良かったんですけどね。
架空の主人公が架空の姫と恋をして架空の敵と戦うんだから、もはや忠臣蔵はなんの関係もありません。日本で面白そうなネタがあるからオレたちも一枚噛ませろ、キャラとストーリーはこっちで考えるから、って感じでした。

全編英語というのも最初は面白いと思って観ていたけれど、後半にいくにつれて逆に違和感が増していきました。日本語で時代劇を楽しめることがどれだけ幸福か再確認。やはり言語が変われば人物の性格や価値観、仕草の演技なども全部アメリカ式になってしまうと思います。(そのくせ何故かガヤは日本語という不思議・・・。)
「硫黄島からの手紙」が、主要人物 全員日本人、全編日本語で作ったのはかなりの英断だったんだな、と今さら思っちゃいました。

邦画と洋画、予算の差など関係なく同じ土俵に立ってみても、「十三人の刺客」や「もののけ姫」などの方がはるかに面白かったです。「ウルヴァリン」を観たときは「邦画ももっとしかっりしてくれヨ」と思ったんですが、本作ではあまりそういう気分にはなりませんでした。

まぁそれでも・・・そこそこは・・・面白いんですよね。アハー。
ゆうろうさん [映画館(字幕)] 5点(2013-12-08 23:02:53)(良:2票)
その他情報
作品のレビュー数 26件
作品の平均点 4.73点
作品の点数分布
000.00%
100.00%
213.85%
3415.38%
4830.77%
5623.08%
6519.23%
713.85%
800.00%
900.00%
1013.85%
作品の標準偏差 1.58
このレビューの偏差値 51.08
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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