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鏡の女たち のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 鏡の女たち
製作国
上映時間129分
ジャンルドラマ,サスペンス,戦争もの
レビュー情報
緊張感を高める調子外れのピアノ曲(現代音楽って奴?)。全員が眉間に皺を寄せてる様な重苦しい表情。まるで朗読劇の様な台詞。これらは全てニ昔前のモダンです。吉田喜重は「女の業」から「被爆者の悲劇」を浮かび上がらせるつもりだったんでしょうが(「砂の器」を目指したのかな)、演出手法同様のその古臭いテーマを、どちらも描き切れずに終わってしまった感じ(「反核理念」や、この先まで続く「被爆者の悲劇」自体が古臭いと言っているのではないので、誤解無きよう)。岡田茉莉子じゃなくて一色紗英を主人公に据えた方が、この物語は面白くなったと思う。また、全く印象は違いますが、この狙いは同時期の「精霊流し」に近いものがありますけど、反核を声高に叫ばなかった分「精霊流し」の方がマシでした、4点献上。
sayzinさん 4点(2004-12-18 02:45:18)
その他情報
作品のレビュー数 7件
作品の平均点 5.57点
作品の点数分布
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作品の標準偏差 2.19
このレビューの偏差値 46.74
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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