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痴人の愛(1967) のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 痴人の愛(1967)
製作国
上映時間93分
劇場公開日 1967-07-29
ジャンルドラマ,ラブストーリー,小説の映画化,エロティック
レビュー情報
《ネタバレ》 谷崎潤一郎の永遠のテーマ・倒錯した純愛を、増村保造が鮮烈に描いたラヴ・ストーリー。若い娘を嫁に貰って従順な妻に育てようとゆー、男の妄想を実行する中年ってのが馬鹿っぽくて良い。その目論見は案の定失敗して、女は正反対の性格になってしまう。夫も含めた男三人と同じベッドに入って、夫の横で若い男と平然と乳繰り合うとゆー、奔放を超えた女の馬鹿っぽさも良い。要するに、この二人はお似合いなのです。いつしか二人の関係は苦痛という絆で結ばれるようになる。ラスト、「俺にはお前しかいないんだ」と言う小沢昭一に、安田道代(大楠道代)も「アタシにもあんたしかいないのよ」と返す。そしておもむろに始まる乗馬プレイ。これには「月光の囁き」のラストよりも感動してしまいました、8点献上。
sayzinさん [CS・衛星(字幕)] 8点(2005-09-03 00:04:57)(良:2票)
その他情報
作品のレビュー数 12件
作品の平均点 5.83点
作品の点数分布
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作品の標準偏差 1.62
このレビューの偏差値 58.21
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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