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奇跡の朝 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 奇跡の朝
製作国
上映時間103分
劇場公開日 2006-09-23
ジャンルドラマ,サスペンス,SF,ファンタジー
レビュー情報
《ネタバレ》 この映画で「還って来る」死者達は「ゾンビ」の様なモンスターではなく、生前と全く変わらない「黄泉がえり」でもない。そこにいるのは紛れもない故人でありながら、明らかに普通とは異なった存在。作者は宣伝にある様な「愛と生を描いた“いのち”の寓話」ではなく、フランスに於ける移民問題を描きたかったんだとは思う(そう考えると、2004年時点では非常にタイムリーな作品)。実際、本作では死者達に対し国際難民法を適用する。しかし私には物語の意図する所が良く解らなかった。映画では死者と再会する「喜び」や「恐怖」等が全く描かれず、ひたすら淡々とした展開。死者達も難民と言うよりは、軽度の認知症患者って感じ。また、彼らの「暴動」の目的も良く判らないまま終了。余り面白い作品ではなかったですけど、決して打ち解けることのない異者が直ぐ隣に存在することの不気味さは解りました。「人類皆兄弟」は綺麗事に過ぎません、4点献上。
sayzinさん [試写会(字幕)] 4点(2006-11-30 00:06:59)
その他情報
作品のレビュー数 3件
作品の平均点 3.67点
作品の点数分布
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作品の標準偏差 0.47
このレビューの偏差値 65.00
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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