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ぼくの国、パパの国 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 ぼくの国、パパの国
製作国
上映時間96分
劇場公開日 2001-01-20
ジャンルドラマ,戯曲(舞台劇)の映画化
レビュー情報
「ベッカムに恋して」は現代のインド系家族の話でしたけど、こちらは70年代のパキスタン系家族の話(私はこっちの方が酷い邦題だと思う)。ことさら宗教等を意識しなければ、封建的な父親と家族の葛藤という、日本人にも馴染み深いテーマだと思います。私的に不満なのは、父親と母親の関係に今一踏み込みが足りなかったこと。これだけ祖国の文化にこだわる男が、そもそも英国女性を娶ったのは何故なのか?(しかも、経営してる店は選りにも選って「フィッシュ&チップス屋」) 多分この父親は自分の過去を後悔し、子供達に同じ轍を踏ませたくないんだと思う。対して母親の方は初志貫徹、理不尽な伝統を振りかざす男に最後まで着いていく覚悟。どんな文化に於いても、かくも男は弱く、かくも女は強いのです、6点献上。
sayzinさん [CS・衛星(字幕)] 6点(2005-05-25 00:08:05)
その他情報
作品のレビュー数 13件
作品の平均点 6.85点
作品の点数分布
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作品の標準偏差 0.95
このレビューの偏差値 40.59
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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