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十九歳の地図 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 十九歳の地図
製作国
上映時間109分
劇場公開日 1979-12-01
ジャンルドラマ,青春もの,小説の映画化
レビュー情報
岩波ホールが作り上げてきた「ミニ・シアター」という、映画館が個性を主張する劇場文化がまだ花開く前、中上健次の原作を柳町光男が公開の目途も立たぬままに情熱だけで映画化。映画の「公開」については20年前の方がいかに難しかったかが偲ばれます。そして何とか公開され、その後名画座での鑑賞を果たした私は幸運なのか? 社会の底辺で青春を送る若者の救いようのない閉塞感と向かう所のない怒りが息苦しい…。私的には主役の本間優二よりも、足の不自由な娼婦を演じた沖山秀子と典型的なダメ男を演じた蟹江敬三の鬼気迫る存在感が頭を離れません。当時は私もあらゆるものを観てやろうと勇んでいたんだなぁ、若いなぁ、と思いつつ7点献上。
sayzinさん 7点(2002-02-02 14:13:43)(良:1票)
その他情報
作品のレビュー数 10件
作品の平均点 6.60点
作品の点数分布
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作品の標準偏差 1.69
このレビューの偏差値 51.41
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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