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戦時下の厳しい時代にも関わらず、3時間10分かけてこの映画が描くのは、ひたすら恋愛と文化。こういう作品に触れると、つくづくフランス人ってのは豊かなんだと思う。細部まで手抜きの無い贅沢な映像と、バティストだけでなく、登場する男達がそれぞれ魅力的なのが良いですね。逆に、私にとって本作最大のウィーク・ポイントは、肝心要のアルレッティその人。「こんなオバハンがヒロインなの?」っていうのが正直な第一印象。「白い男」編になるとだいぶ慣れてきましたし、当時の大女優なのかもしれませんが、それでも幾人もの男を虜にする女には最後まで見えませんでした。あと、上映形態として、これは途中休憩が入るのではなく、元々は別々に公開されんたんじゃないですか?(未確認) で、敬意を込めて7点献上。
【sayzin】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2005-05-01 00:05:17)
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