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確かに上質のステージを観せられた様な雰囲気を味わう事は出来ます。しかし、それはあくまでも雰囲気であって本物ではない。全てのミュージカル・シーンが繰り返しステージで演じられるという設定をそのまま映画化してしまっては、単に舞台を撮影したのと何ら変わらない。「ムーラン・ルージュ」の後でこれをやられても、「シカゴ」という題材以前に、映画としてはかなり凡庸な仕上がりに見えてしまう。だったらいっそのことオリジナルの舞台をそのまま撮影して、それこそ「本物」のパフォーマンスを観せて貰った方が良かった。賛否の激しい「ムーラン~」に比べると、やけに評価が高いのが気になりますが、「シカゴ」という題材と、アカデミー賞も納得のゼタ=ジョーンズの迫力に、6点献上。
【sayzin】さん 6点(2003-09-28 07:00:31)
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