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自由を我等に のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 自由を我等に
製作国
ジャンルドラマ,コメディ,モノクロ映画
レビュー情報
《ネタバレ》 ハリウッドの様に新技術を妄信するのでも、チャップリンの様にスタイルに固執するのでもなく、【民宿たましろなんくるないさー親善大使】さんの書かれた「サイレントとトーキーの絶妙なバランス」から、映画の中身以上に「自由」が感じられるフランスらしい古典。新技術を駆使したミュージカル・シーンや台詞もあれば、伝統的なパントマイム・コントもある。ルネ・クレールがこのスタイルを用いたのは、「あらゆる手を使って観客を楽しませる」ことに主眼を置いたからに他ならない。主な観客である当時の労働者の視点で進む話も、今観ても充分面白い。唯、オートメーションが導入された後、呑気にダンスなんか踊ってる労働者には隔世の感がありますね。現在ではこれは「自由」ではなく「失業」と呼びますよ、8点献上。
sayzinさん [CS・衛星(字幕)] 8点(2005-08-16 00:06:25)
その他情報
作品のレビュー数 12件
作品の平均点 7.50点
作品の点数分布
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618.33%
7216.67%
8758.33%
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作品の標準偏差 1.04
このレビューの偏差値 54.62
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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