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はだしのゲン(1983) のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 はだしのゲン(1983)
製作国
上映時間85分
ジャンルドラマ,戦争もの,アニメ,シリーズもの,漫画の映画化
レビュー情報
実写版は三國連太郎演じる平和主義者のゲンの父親が主役の上、原爆投下で物語を終わらせてしまう様な腑抜けた反戦映画でしたけど、アニメ版のこちらは原作に忠実な展開。国民総決起の元、平和主義を貫くなんてのは綺麗事でしかなく、この物語の本質は原爆投下後にこそある。街を消滅させ、平和主義者も軍国主義者も大人も子供も区別無く焼き尽くし、辛うじて生き残った者を「お化け」に変え、一見無事だった者をも体内から徐々に殺していく核兵器。稚拙な作画で描かれたものだとしても、この容赦ない描写には戦慄するしかありません(たぶん地上波では放送できない筈)。しかしゲンは、地獄となった街で必死に生きる。決してへこたれないゲンのお陰で、希望の持てる爽やかなラストになってました、7点献上。
sayzinさん [CS・衛星(邦画)] 7点(2006-12-08 00:01:03)(良:1票)
その他情報
作品のレビュー数 19件
作品の平均点 7.53点
作品の点数分布
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6315.79%
7526.32%
8526.32%
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作品の標準偏差 1.19
このレビューの偏差値 46.26
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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