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21世紀の、しかもフランスの映画とはとても思えない、古臭いフェミニズムを真正面から描いた痛快サスペンス・コメディ。フェミニストの常套句「女は搾取されている」を体現するのが娼婦という職業であり、妻という立場。今更それをストレートに提示されても、話としては楽しめましたが、テーマとしては少し引いてしまう。それに男尊女卑が伝統の我が国ですら、そろそろ定年を迎える年代以上を除けば、女房がいないと何も出来ない男なんて少ないと思いますよ。中身に引っ張られた邦題も、まるで「女はみんな生かされていない」みたいでセンスが無い。これが本国でどの程度ヒットしたのかは知りませんが、アラン・サルドが商売になると思った位だから、現在のフランスに於いても充分通用する設定なのでしょう、6点献上。
【sayzin】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2005-08-16 00:09:02)
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