タイトル名	暗黒街のふたり
製作国	仏,伊
上映時間	100分
ジャンル	ドラマ,法廷もの,犯罪もの

私もこの邦題は酷いと思う。出演者からしてギャング映画か犯罪モノだと思っちゃうじゃない。せめて「街角の男たち」位にしといてくれれば良かったのに…(原題は誰にでも起こり得ることを示唆してる筈)。で、この映画の実際の姿は、ジョゼ・ジョバンニらしく、警察権力の横暴と犯人に対する情状酌量、そして死刑制度と執行方法を取り上げた重いドラマ。元死刑囚の監督(凄いプロフィールだ…)としては死刑制度自体よりも、その前の、警察が犯罪者を作り上げていくプロセスと、偏見によって情状を考慮されない不条理に主眼を置いてるんだと思う。最近我が国でも保護監察中の再犯、そして保護観察制度が話題となりました。本作の「ふたり」は理想的な関係でしたが、前科に対する偏見というのも難しい問題です、6点献上。

作品のレビュー数	22件
作品の平均点	6.41点
作品の点数分布	0 0 0.00％ 1 0 0.00％ 2 0 0.00％ 3 0 0.00％ 4 0 0.00％ 5 5 22.73％ 6 7 31.82％ 7 6 27.27％ 8 4 18.18％ 9 0 0.00％ 10 0 0.00％
作品の標準偏差	1.03
このレビューの偏差値	46.14 ※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値