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デュラス/愛の最終章 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 デュラス/愛の最終章
製作国
上映時間100分
ジャンルドラマ,ラブストーリー,伝記もの
レビュー情報
これはマルグリット・デュラスを知らない人には薦められません。例え著作を読んだことがなくとも、彼女がいつ頃どの作品を著し、晩年どの様に暮らしていたのかを知らないと、映画が何を描いているのかさっぱり解らないでしょう。本作は観客がそれらを既に知っていることを前提とし、デュラスと愛人ヤン・アンドレアとの愛憎のディティールだけを描写することに腐心しています。創作のダイナミズムや人間デュラスに迫ることもなく、時の流れは著作のタイトルだけで表現し、短いシーンがひたすら積み重ねられていきます。デュラスを演じるのは「愛人/ラマン」同様、デュラスの盟友ジャンヌ・モロー。15歳で中国人の愛人になった少女は、66歳で38歳年下の愛人を囲う老女になる。これも因果応報か(ちょっと違うか…)、3点献上。
sayzinさん 3点(2004-10-05 00:17:47)
その他情報
作品のレビュー数 3件
作品の平均点 5.00点
作品の点数分布
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作品の標準偏差 1.63
このレビューの偏差値 42.50
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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