Menu
 > 作品
 > ア行
 > アドルフの画集
 > sayzinさんのレビュー
アドルフの画集 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 アドルフの画集
製作国ハンガリー,カナダ,英
上映時間108分
ジャンルドラマ,戦争もの,伝記もの
レビュー情報
本作の一番の目の付け所は、「芸術+政治=権力」という主張(今でこそ「悪」や「全体主義」の象徴に見えますけど、ナチス時代の制服やその他諸々のデザインは、世界的にも突出してカッコ良いですよね)。キャンバスの上で自分を表現することに挫折した芸術家は、現実世界をキャンバスに、政治力を絵の具として、第三帝国という理想の芸術を具現化しようとした訳です。しかし、劇中でその片鱗が見えるのは終盤の一瞬だけ。これは勿体なかった。原題からマックスが主人公であることは重々承知してますが、それにしては彼のキャラクターに中途半端さや弱さが目立つ(あの寸劇の意味も不明)。また、画廊の得体の知れない雰囲気にばかり凝って、その他(特にヒトラーの演説)の演出も弱かったと思います、5点献上。
sayzinさん [CS・衛星(字幕)] 5点(2006-05-13 00:03:17)
その他情報
作品のレビュー数 23件
作品の平均点 5.52点
作品の点数分布
000.00%
100.00%
228.70%
314.35%
4313.04%
5521.74%
6417.39%
7521.74%
8313.04%
900.00%
1000.00%
作品の標準偏差 1.74
このレビューの偏差値 48.28
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
アドルフの画集のレビュー一覧を見る


© 1997 JTNEWS