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デビル(2010) のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 デビル(2010)
製作国
上映時間80分
劇場公開日 2011-07-16
ジャンルホラー,サスペンス,ミステリー
レビュー情報
《ネタバレ》 展開もテンポが良いし、結末がどうなるか気になるし、最後まで釘付けになって見れたのは評価する。
この映画の面白いところはオカルトな話なのに、舞台は人里離れた山奥でもなければ薄暗い廃屋でもなく、都会のど真ん中の高層ビルで、白昼堂々事件が起こり、大勢の人がその現場を見守ってるところだ。ちょっと今までにないオカルト・ホラーと言える。
そこは目新しくてよいのだけれど、結局そのせいで、オカルト・ホラーとしての恐怖を楽しむでもなく、サスペンスにある種明かしの面白さを楽しむでもなく、どちらもない中途半端な作品になっている感は否めない。
最初のナレーションからしてこれはオカルトだよって明示されてるものの、展開としてはサスペンス、またはミステリー的であるから、誰が犯人なのか?どうやって殺したのか?目的は何なのか?がやはり気になってくる。
ところが、結末は要は悪魔がやったと言うわけだから、そういう疑問や謎について作中で一切答はでてこないまま終わる。悪魔という超常的なものがやったんだから何だってできるわけだ。普通なら不可能そうな自ら首を吊ることも、エレベーターを止めることも、そんなことは「悪魔がやったんだから」の一言ですべて説明できてしまう。作る方は楽でいいだろうが、見てる方はつまらない。
で、サスペンス的な面白みにかけるから、じゃあ、ホラーとしてならどうなのか、というと全く怖くはない。
緊迫感、ハラハラ感はあってよかったけども。
ところで、この悪魔さん、悪魔なのに、悪いやつを殺し、悪事を反省したやつは生かすんだなあ。悪魔の所業って言うより、神の使いが罰を与えてるように見えるんだが。
椎名みかんさん [インターネット(字幕)] 6点(2017-09-19 16:18:39)
その他情報
作品のレビュー数 34件
作品の平均点 5.97点
作品の点数分布
000.00%
100.00%
212.94%
325.88%
425.88%
5617.65%
61029.41%
7926.47%
838.82%
900.00%
1012.94%
作品の標準偏差 1.58
このレビューの偏差値 50.12
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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