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《ネタバレ》 くだらなさすぎる。善良な二人の主人公がどんどん殺人鬼に仕立て上げられしまうところまでは、まだコミカル映画として楽しめた。そころが、後半、徐々に話がシリアスになってしまって一気に冷めた。相手の殺人鬼との格闘、彼の知られざる過去、主人公の勇気、主人公二人の友情、ヒロインとの愛…そういう言ってみれば「物語の王道的エンターテイメント要素」を真面目にやっちゃう。
あれだけ、前半ギャグでドタバタやってたのに、後半突然、そんなのを真面目にやったって面白いわけない。 話の大筋としても、ご都合主義な点が目立つ。大学生側も主人公側もなぜ警察に連絡しないの?なぜ逃げないの?いくらギャグ映画でも不合理不自然極まりない。 最後のどんでん返しは実は父親が犯人だったんだよ!ってだから何だ?って感じ。自分に自信を持てない冴えない男が、事件を通して成長するというというドラマもあまりに古臭いし、その描き方も、そもそも彼の「冴えない日常」が事前にきちんと描かれてないので心動かされない。 あと、あの殺人鬼大学生は結局生き残ってたわけだけど、ラスト、主人公のところには来ないのか。くだらなかっただけに、せめてバッドエンドにして最後のインパクトあればまだ面白かったかもしれない。 【椎名みかん】さん [インターネット(字幕)] 3点(2019-05-08 05:14:12)
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