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博士の愛した数式 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 博士の愛した数式
製作国
上映時間117分
劇場公開日 2006-01-21
ジャンルドラマ,ロマンス,小説の映画化
レビュー情報
お世話になった年上の知人が貸して下さったので半ば御義理で読み始めた原作。
でも最後の数十頁になってからはもうボロボロ~。涙落ちるのを止められず、ハードカバー本の綺麗なページに染みを作ってしまいました。/
なのになのに、映画はいきなり冒頭1分~十数分で原作の山場をバラしてくれるんであります。と、いうことは原作にない驚きの演出がきっとあるんだ!と思ったのですが・・・どうでしょ(笑)。
前半、寡黙に佇んでいるルリルリにはウルウルくるのに、詰めのところでは博士ともども喋りすぎてほんとガックリ。2時間ドラマのようになっちゃって残念でした。
最近の邦画でよく思うことですが、シニアの客層を意識した説明過多なセリフが多すぎませんか?そこまで言わんでもわかるっちゅうに!(いややわんウチら。)。
ただ皆さんがおっしゃるように数字、数式のおもしろさ、美しさというものをルートが生徒だけでなく私たちにもたっぷり教えてくれる運びは良かったです。
ルートの吉岡君はどんな役柄も自分のものにして作品を重ねるごと魅力的に演じてくれますねー。
すっかりその授業を受けてる気持ちになってしまい、
ここに出てくる人物たちと博士の関係を掛け合わせるとー1になることはもうないんだなー、という思いがこの枯れた胸(おっ、π)にも溢れてくる、そんな映画なのでありました。2006. 3.14(=π スンマセーン。)

かーすけさん [映画館(字幕)] 7点(2006-03-14 22:04:59)
その他情報
作品のレビュー数 81件
作品の平均点 5.77点
作品の点数分布
000.00%
111.23%
233.70%
367.41%
4911.11%
51518.52%
61720.99%
71619.75%
81012.35%
933.70%
1011.23%
作品の標準偏差 1.83
このレビューの偏差値 53.67
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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