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「悪い仲間から足ぬけするのは大変だ!!」…という映画。
たとえ行方をくらまし名前を変え別の人間として生きても、何かで見つかったら一巻の終わり。 スッキリ生まれ変わるためには、悪い仲間たちを皆殺しにするしかないらしい。 「ゴルゴ13か?!」というような殺し屋っぷりが不自然な気もしたが、あまりにも殺人機械として優秀だったからこそ自暴自棄になり残虐行為に走り、そんな自分の人生に絶望したのかもしれない……と、想像させるものがヴィゴ・モーテンセンにはある。 生まれた場所がギャング一家という「暴力から逃れられない運命」を振り捨てるには、別人になるしかなかったのだろう。 彼が何も言わなくとも、生まれ変わった彼が作った彼の家族たちはそれを知っている。 彼がギャングであろうとも、本質的にはどんな人間か。 わかっていても受け入れがたいのが、平和や愛を尊ぶ人間だろう。 一度入ったら足ぬけするのは大変なので、悪い仲間とはかかわらないのが一番ですね…。 それにしても、マリア・ペロは美人なのにセクシーじゃないなぁ。(褒めてる) 普通に色気はあるんだけど、持ち味が理知的というのか、女性にも好かれるタイプだと思った。 無駄に色気のあるヴィゴとはいい組み合わせですね。 【りりらっち】さん [DVD(吹替)] 5点(2017-10-13 17:20:03)(良:1票)
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