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ディアボロス/悪魔の扉 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 ディアボロス/悪魔の扉
製作国米,独
上映時間144分
劇場公開日 1998-04-18
ジャンルホラー,サスペンス,ミステリー,オカルト映画
レビュー情報
《ネタバレ》 公開当時、映画館へ観に行きました。悪魔モノでパチーノとキアヌ!こりゃ行かねば~と。
でもね…TVで充分だったかな。普通に面白いのですが、悪魔モノにしてはライトな仕上がりで、そういう意味では期待外れ。
パチーノの悪魔、お茶目で可愛いし。

息子のキアヌに対してだけは非常にフェアで、必ず良心と野心を天秤に掛けさせて選択を迫る。そしてキアヌは、毎回キッチリ「自分の意志」で野心を選んできた。
「それでこそ我が息子!」と喜ぶパパを、最後の土壇場で裏切るキアヌ。どっちにしても天国へは行けない、地獄へ堕ちるであろう裏切り方でしたが。

…にしても、アメリカでは弁護士ってここまでスター扱いの職業なのか。金がそれなりに入ってくるにしても、なんか違和感。
それに、世の中を動かしているのは法律ではなく、もっと裏の、政治家とつながっているフィクサー達だろ。法律を駆使して法廷で勝負!って、なんて清々しい正々堂々とした悪魔なんだ。
当時、法廷モノが流行っていたのかしら。単に、キアヌの弁護士姿がウケそうだからか。パチーノが悪魔としては知性的すぎるからか。

あと、シャーリーズ・セロンが懐かしいタイプの女性を好演してましたね。素敵なダーリンと子だくさんのラブラブな家庭を作るのが夢、みたいな。田舎の学校では評判のカワイコちゃん。
ダーリンは私にはわからない難しいお仕事しているけど、すっごくカッコいいの。でも私の事を放って仕事ばかりじゃ嫌よ。怒っちゃうから。ぷんだ。
というタイプ。懐かしい(笑)
まあだから、キアヌが知的な美女に魅かれるのもごもっとも。

キアヌ母は16歳でパチーノと出会って妊娠したらしいですが、キアヌが30代前半としたら、まだ50才前後のハズ。老けすぎ…。

全体に、まさに男が考えたお話~て感じで、イマイチなのはそのせいか。要所要所の描写が甘くて、全体的に偏っているんですね。
その偏りは、キャストの俳優陣が感じさせないくらいにしてはくれてます。なので、まあこの点で。
りりらっちさん [地上波(吹替)] 5点(2013-01-17 21:15:38)
その他情報
作品のレビュー数 143件
作品の平均点 6.10点
作品の点数分布
000.00%
164.20%
253.50%
321.40%
474.90%
52819.58%
63121.68%
72920.28%
82517.48%
974.90%
1032.10%
作品の標準偏差 1.95
このレビューの偏差値 47.11
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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