Menu
 > 作品
 > チ行
 > チャーリーとチョコレート工場
 > 東京50km圏道路地図さんのレビュー
チャーリーとチョコレート工場 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 チャーリーとチョコレート工場
製作国米,英
上映時間115分
劇場公開日 2005-09-10
ジャンルコメディ,アドベンチャー,ファンタジー,ミュージカル,ファミリー,リメイク,小説の映画化,グルメもの
レビュー情報
ゴールドチケットというツールで次々と役者が揃い、人形が燃え盛って、デップ登場。さあ始まるぞ!と期待がイッキに高まり、ガキどもが次々抹殺されていくところまでは最高だった。デップ&バートンの本領発揮だ。ただし、仕舞いにかけて、イッキにシュリンクしてしまった。デップは情報漏洩により、金のなる木のレシピを守る為に、従業員を全員解雇し、工場を閉鎖する。そして少数民族や動物を奴隷化し工場再生、まさに貧乏人の敵である「搾取する資本家」として描かれている。一方、対極にある貧乏人のチャーリーは本当に「いい子」なのか?曲がりなりにも一緒にイベントに参加した他の子供達が次々抹殺されて、他の親子の安全も確認せずに、残った自分が優勝ですと言われて「やったー有難う!」となるだろうか?私はそこに自分さえよければいいという残酷さ・ズルサを感じる。(拾った金のネコババなんてカワイイもの。)真っ当な映画の主人公なら、「これでいいのだろうか?」という何らかの違和感やしっくりこないものがあってしかるべき。デップに向かって「お前そりゃーちゃうやろー?!他の親子はどうなったんだー?ちゃんと元に戻せよー」というのが子供の正義感というものでしょう?で、他の親子を元に戻さないデップイジメに走り、過去のトラウマを刺激して、デップを精神破綻に追い込んで、最後は工場を破壊して、他の親子を助け出す。助け出された親子は改心してめでたしめでたし。そういう貧乏人のいい子ちゃんがステレオタイプな資本家をやっつけて、勘違い親子を目覚めさせるというとってもわかりやすい勧善懲悪?なら10点。オチがあまりにも平凡というかありきたりな「家族がイチバン」で適当に終わったところに不満が残る。なんか説教くさいんだよね。消化不良だ。それでも8点はつけるよ。
東京50km圏道路地図さん [映画館(字幕)] 8点(2005-10-31 00:55:29)
その他情報
作品のレビュー数 316件
作品の平均点 6.49点
作品の点数分布
010.32%
141.27%
230.95%
3144.43%
4247.59%
54012.66%
65818.35%
77122.47%
86018.99%
93210.13%
1092.85%
作品の標準偏差 1.88
このレビューの偏差値 54.29
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
チャーリーとチョコレート工場のレビュー一覧を見る


© 1997 JTNEWS