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国の命令で死ぬという意味では イキガミ≒赤紙 なのであり、70年前にわが国で行われていた事である。それが現代に蘇ったらどうなるか?国のために死ぬというよりは、残される家族のために死ぬというのは案外変わらないのかもしれない。
現代は自由で平和だが、自殺も多い。一人当たりGDPと自殺率は相関関係があるらしいが。作中では国家繁栄維持法により自殺が減ってGDPが増えたという説明があったが、これはキリスト教的論理というか倫理であり、「(神を信じて)一生懸命働いて生きてればイキガミは届かない」的な価値観が蔓延しているのかもしれない。 死があるからこそ生きようとする側面はたしかにあるだろうし、逆に病苦で家族に迷惑かけたくないから自死というケースもある。それらの心理を国家が利用しだしたら、中々怖いものはあるね。 【東京50km圏道路地図】さん [DVD(邦画)] 8点(2014-02-07 13:10:47)
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