タイトル名	天空の蜂
製作国	日
上映時間	139分
劇場公開日	2015-09-12
ジャンル	アクション,ドラマ,サスペンス,犯罪もの,パニックもの,小説の映画化

《ネタバレ》　原作未読。「必要悪」とされる原発と自衛隊の各々の関係者がコンビを組んでテロ行為を行うという中々面白い設定で、311後では色々と比較対象される両者だが、これを95年の段階で小説化したのは評価されてもいい。エンタメ要素と社会派要素もうまい具合に絡み合って、救出シーン等々映像化にも成功しているように思える。多少現場主義的というか働く人への応援歌色が強く、他方で政府批判と大衆批判というやや説教クサイ部分もあるが、こうなってしまうのは作品上仕方ないのだろう。難点は配役と演技で、江口は相変わらすの大根だし、妻役もヘタ。女性刑事はなんでキャスティングされたのかと思うほど台詞が棒読み。佐藤二朗はお笑いになってしまって不似合い等々、折角の題材なのに作品のレベルを下げてしまっている。

作品のレビュー数	24件
作品の平均点	5.25点
作品の点数分布	0 0 0.00％ 1 0 0.00％ 2 2 8.33％ 3 4 16.67％ 4 1 4.17％ 5 7 29.17％ 6 2 8.33％ 7 6 25.00％ 8 1 4.17％ 9 1 4.17％ 10 0 0.00％
作品の標準偏差	1.88
このレビューの偏差値	54.97 ※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値