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《ネタバレ》 戦車特攻で病んでしまった青年はどうやら原作にはない映画オリジナルの設定のようであるが、本作品ではキーマンになっている。2人の縁談が持ち上がった時の叔父・叔母の対応。「おいつは病気じゃないか!」という差別意識が、原爆被害者にもあるという描写には唸らされた。ラストで青年は車のエンジン音も気にせず矢須子を抱えて乗り込んでいく。ベタではあるが、ここに愛による人間の再生を感じた。で、コレ白黒だけど平成の作品なんだよねえ。当時は結構話題になったように記憶しているが、すっかり埋もれてしまっているのが残念。毎年放映すべき作品であると思う。
【東京50km圏道路地図】さん [CS・衛星(邦画)] 8点(2019-09-12 01:55:17)
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