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リアリズムの宿 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 リアリズムの宿
製作国
上映時間83分
劇場公開日 2004-04-17
ジャンルドラマ,漫画の映画化,ロードムービー
レビュー情報
なんともいえない“間”、いやいや笑いました。顔ぐらいは知っていた男2人がやむなく旅をすることになって、生み出される空気。そこに加わる女1人。その3人が、低温で微妙な関係を保ちながら、日常の延長のようなだらだらとした旅を続けます。長回しの会話で生み出される独特の間、長塚圭司と山本浩司の会話の間は、監督と2人の役者とが入念に築きあげた信頼関係から生まれる、即興的な部分もかなりあるような印象です。「異邦人」のタイミングにも笑いました。3人そのものがその宿では異邦人的なのですが、歌う山本浩司を異邦人でも見るかのように見つめる2人がまたおかしいですね。また彼らが泊まる宿が、風変わりな宿ばかり。笑わしてくれます。なんともけだるくアンニュイで、見る者を心地いいまどろみに引き込む、鳥取ロードムーヴィーです。
彦馬さん 8点(2004-07-05 22:29:06)(良:1票)
その他情報
作品のレビュー数 38件
作品の平均点 6.92点
作品の点数分布
000.00%
100.00%
212.63%
312.63%
4410.53%
525.26%
6410.53%
7821.05%
81128.95%
9615.79%
1012.63%
作品の標準偏差 1.87
このレビューの偏差値 53.09
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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