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地獄への道 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 地獄への道
製作国
上映時間106分
劇場公開日 1951-05-19
ジャンルアクション,ドラマ,ウエスタン,犯罪もの,実話もの,伝記もの,ロマンス
レビュー情報
これはアメリカ開拓時代の無法者ジェシー・ジェイムズを描いた映画です。そんなことは原題を見ればわかるぞと言われそうですが、アメリカでは誰もが知っているようなアウトローだそうですね。そのせいか分かりきったことは描きませんよ、とジェシー・ジェイムズの南北戦争時代のエピソードなどはありません。鉄道会社に土地を無理矢理買収された人々の公憤と母親を殺されてしまった私憤を背景にそのならず者ぶりと苦悩、葛藤、愛情を描いていきます。アメリカで初めて発生したといわれる列車強盗の描写は迫力満点で、列車を追って線路を走る馬、追い付き列車に飛び乗るジェシー、夕景をバックに車両を飛び移っていくジェシーのシルエット・・・見応えあるシーンです。しかし全体的にジェシー・ジェイムズの個的な動機による衝動といった感が強く、鉄道会社=資本=悪といった図式の中で暴れまくる大衆ヒーローという印象をあまり受けないのが、今ひとつカタルシスを与えてはくれないところでしょうか・・・。
彦馬さん 7点(2004-11-29 13:37:15)
その他情報
作品のレビュー数 11件
作品の平均点 6.91点
作品の点数分布
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819.09%
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作品の標準偏差 0.90
このレビューの偏差値 51.12
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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