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幽霊と未亡人 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 幽霊と未亡人
製作国
上映時間104分
劇場公開日 1949-04-12
ジャンルラブストーリー,ファンタジー,モノクロ映画,ロマンス,小説の映画化
レビュー情報
「天国は待ってくれる」のジーン・ティアニー、今度は夫に先立たれた未亡人、ミセス・ミューアとして登場。幽霊として登場するレックス・ハリスンと心を通わせるさまを描いた作品であります。幽霊ものはてっとり早く話をおもしろくしやすいだけに、作り手の力量が逆に問われるものです。その意味で、マンキーウィッツさんは、けっしてストーリィに頼ることなく控えめに、(西洋の話だけど)柳のようにしなやかに描きラストシーンにつなげていった、といえましょうか。もっとおもしろく脚色することもできたのでしょうが、未亡人としてのミューア、1児の母であるミューア、1人の女性であるミューア、そんな彼女の心を描くのに、シチュエーション的なコメディは不要である、としたのでしょうかな。チャールズ・ラング・Jrのカメラは、ここでも縦に深度ある構図でまとめているのが特徴的です。「天国は待ってくれる」を見ていると、ラストシーンはより味わい深いものになるのですが、そういった偶発的に連関する副次的な楽しみを味わえるのも映画の楽しみの一つでありますね~。
彦馬さん 7点(2004-09-21 23:02:46)
その他情報
作品のレビュー数 4件
作品の平均点 7.50点
作品の点数分布
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作品の標準偏差 0.50
このレビューの偏差値 30.00
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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