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弥次喜多道中記(1938) のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 弥次喜多道中記(1938)
製作国
上映時間96分
ジャンルドラマ,コメディ,時代劇,ミュージカル,モノクロ映画,ロードムービー
レビュー情報
遠山の金さんと鼠小僧次郎吉がひょんなことから弥次さんと喜多さんになり東海道を旅するはめになる、という筋立てからして<面白そう>なこの映画は、静寂たる日本橋を鼠小僧次郎吉と追手が喧騒に包むオープニングをもって、きっと<面白い>に予感は変わるのです。ホンモノの弥次さん喜多さんを歌手の楠木繁夫とディック・ミネが演じ、そののどを存分に生かしたオペレッタでエンタティナーぶりを発揮し、ニセモノの弥次さん喜多さんを演じる片岡知恵蔵と杉狂児が旅の一座に出会ってからは、恋あり友情あり笑いありお涙ありの活劇へと突入しもはや<面白すぎる>状態に陥るのです。雄大な富士山のバックをはじめとするロケーションにセットを絡めたマキノさんの演出リズムと小国さんの発想豊かな脚本がオペレッタと揺るぎなく融合し、これこそが「エンタの神様」であると、泣き笑いで顔をクシャクシャにさせた私は、ただ呆然とそうつぶやくのみでありました。これにてレビューは一件落着~~。
彦馬さん 10点(2005-01-20 17:23:46)(良:3票)
その他情報
作品のレビュー数 3件
作品の平均点 10.00点
作品の点数分布
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作品の標準偏差 0.00
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