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ロバと王女 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 ロバと王女
製作国
上映時間100分
劇場公開日 1971-08-07
ジャンルファンタジー,ミュージカル,ファミリー,ロマンス,小説の映画化
レビュー情報
シャルル・ペローの寓話がミシェル・ルグランの音楽にのせて色鮮やかに綴られるドゥミの映画。青い色調で整えられた王様の国、赤い色調で整えられた隣家の王子の国、そして森へ逃げ込んだドヌーヴは緑色の色彩に彩られます。青、赤、緑・・・これは光の三原色であり、この三色を混ぜ合わせると白くなります。カメラのホワイトバランスは白さえ表現できればすべての色が表現可能であるとの光の原理であり、注目すべきは“白”となります。ペランとドヌーヴが現実から抜け出しランデヴーする丘のシーンは、白い衣装を纏った二人がオールマイティの夢幻を表現します。そしてラストの白で統一された衣装に、愛の普遍性が突き抜けていくのでありました。
彦馬さん [映画館(字幕)] 8点(2006-06-23 22:55:26)
その他情報
作品のレビュー数 17件
作品の平均点 7.06点
作品の点数分布
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515.88%
6317.65%
7952.94%
8317.65%
900.00%
1015.88%
作品の標準偏差 1.06
このレビューの偏差値 58.45
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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