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理想の女 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 理想の女
製作国スペイン,伊,英,ルクセンブルグ,米
上映時間93分
劇場公開日 2005-09-10
ジャンルドラマ,コメディ,ロマンス,戯曲(舞台劇)の映画化
レビュー情報
原作がオスカー・ワイルドの戯曲『ウィンダミア卿夫人の扇』といえば、ルビッチの『ウィンダミア夫人の扇』のリメイクということになりますが、この作品はサイレントと両極を成すかのように台詞が多い映画です。室内装飾、調度品の美術、屋内に差し込む光の揺らめきなどは見ごたえがありますが、「扇」の使い方があまりにも唐突過ぎやしないかな~と。ルビッチはシンボリックに「扇」のショットを巧みに処理していますが、この作品では伏線としての「扇」効果が弱い。序盤にアーリン夫人がウィンダミア卿に「こうすれば、キスしてよ、の意味よ」などと扇を使ったしぐさを解説しているんですから、そのしぐさを生かさない手はない。“要の扇”を生かせず“扇の要”を失しているように感じられたのでした。
彦馬さん [映画館(字幕)] 6点(2005-12-15 13:09:03)
その他情報
作品のレビュー数 34件
作品の平均点 6.97点
作品の点数分布
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6514.71%
7720.59%
81132.35%
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作品の標準偏差 1.38
このレビューの偏差値 44.92
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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