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恋の十日間 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 恋の十日間
製作国
上映時間85分
ジャンルドラマ,モノクロ映画,ファミリー,ロマンス,戯曲(舞台劇)の映画化
レビュー情報
クリスマス・イブから始まる10日間の恋物語は、コットンとロジャースのこれぞメロドラマというメロドラマに仕上がっており、“テン良しナカ良しシマイ良し”の私の大大好きなラブロマンスです。二人の境遇が一発で語られる売店のオープニングに痺れます。始めは列車で向かい合った二人が切り返されるショットであったのが、二人の仲が親密になるにしたがい横並びや向かい合う二人をいっさい切り返さなくなるカメラに感心します。街灯の光が首から下を照らす・・・誰だ!コットンだ!・・・後年「第三の男」にコットンが出ていることを思うと、物語上泣けるシーンでありながら愉快なラストに拍手を贈ります。その他にも、ロジャースがドレスを買うシーンの巧い脚本、食卓を囲む五人を五パターンの2ショットで撮るカメラ、大晦日パーティで大人数に舞う紙吹雪、紙テープの量は凄いったら。最後にロジャースとコットンが投げた石が共に街灯の柱にコ~ンと命中した時、この映画は私のハートにも命中したのでした。二人の10日間に10点満点です。
彦馬さん [ビデオ(字幕)] 10点(2005-08-26 20:52:46)
その他情報
作品のレビュー数 2件
作品の平均点 9.00点
作品の点数分布
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作品の標準偏差 1.00
このレビューの偏差値 60.00
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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