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シンシナティ・キッド のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 シンシナティ・キッド
製作国
上映時間102分
劇場公開日 1965-10-30
ジャンルドラマ,サスペンス,小説の映画化
レビュー情報
キッドがクリスチャンの家でみせるカードトリック、圧迫感ある空間がカード一つで開放されたこのシーン。なにげないシーンのように見えますが、ここはカードが時にはギャンブルの緊迫感を生み出し時にはゲームの愉悦感を生み出すデバイスとなることが示され、この世はまさにカードの裏表、その両義性から逃れられないことを語っているように感じるのです。それはクリスチャンが『女だけの都』のあらすじを語るように<男と女>であり、キッドとランシーの対比による<若と老>であり、ギャンブルそのものが含有する<勝と敗>であり、キッドとシューターの<純と雑>であったりするのです。勝負への純然たる執着を見せるラストシーンは、キッドとランシーこそが最高のワンペアーであることが語られているようで、そのカードを手にした観客はただひたすらコールし続けるだけなのであります。
彦馬さん 7点(2005-02-11 23:40:18)
その他情報
作品のレビュー数 35件
作品の平均点 6.91点
作品の点数分布
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100.00%
200.00%
300.00%
412.86%
538.57%
61131.43%
7617.14%
81234.29%
912.86%
1012.86%
作品の標準偏差 1.27
このレビューの偏差値 50.53
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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