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牡蠣の王女 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 牡蠣の王女
製作国
上映時間47分
ジャンルコメディ,サイレント,モノクロ映画
レビュー情報
ルビッチ鑑賞弾丸日帰りツアーからただいま帰還。ドイツ時代の作品4本と実に濃密な時間を過ごさせていただきました。結論、やっぱりルビッチはエロかった(笑)、そして足フェチだ~。艶笑コメディの萌芽どころか、熟たる果実が既に成っていたのを確認しました。さてこの「牡蠣の王女」、多数の召使を基調とした視覚的ギャグの連打は渡米後の作品にはちょっと見当たらず、今まで私が見たルビッチ作品の中ではオンリーワンなコメディ作品です。しかしその中にはちゃんと、「結婚」「女1人男2人」「ドア」という意匠がしっかりと配置されており、ルビッチブランドはメイド・イン・アメリカではないことも分かりました。鍵穴をのぞくとストッキングを脱ぐ女性の足、う~んエロい。牡蠣王を演じるのはヴィクトール・ヤンセンで、冒頭ヤンセンが葉巻をくゆらしていたシーンを思うと、この牡蠣王こそがルビッチの分身で、最後に鍵穴をのぞいていたのは実はルビッチだったということで、見事にルビッチな作品であったのです。
彦馬さん [映画館(字幕)] 10点(2005-11-20 01:27:50)(良:1票)
その他情報
作品のレビュー数 3件
作品の平均点 8.33点
作品の点数分布
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作品の標準偏差 2.36
このレビューの偏差値 53.00
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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