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アダム氏とマダム のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 アダム氏とマダム
製作国
上映時間101分
ジャンルドラマ,法廷もの,モノクロ映画,ロマンス
レビュー情報
舞台作品の映画化ということでブロードウェイの演出家出身のジョージ・キューカーさんが舞台的緊張感をそのままぶつけたような作品に仕上げております。ヘップバーン演じる弁護士がジュディ・ホリデイから事情聴取するシーン、延々と5分ほどがカットを割らずに撮られています。このシーンで、ヘップバーンをくっているのが、ジュディ・ホリデイのとぼけたコメディエンヌぶり・・・冒頭からの挙動不審ぶりや、拳銃を撃つのに説明書を読んだりとおかしさを出しているのですが、この事情聴取の会話のかみ合わなさは、殺人未遂という重々しさとの落差で余計に笑わされます。ストーリィは男女同権を素材に、トレイシーとヘップバーンの弁護士夫婦が、家庭という私的空間ではパートナーとして、裁判所という公的空間ではライバルとして過ごしているうちに・・・という内容です。私生活でもホットな関係であった二人ですから二重に見応えがありますね~。ラストのラストにトレーシーが語る言葉は、女性贔屓といわれた監督の巷間への反語のように聞こえて痛快でした。あ~お腹がすいた。←見た人だけがわかるネタですいません。
彦馬さん 7点(2004-11-07 23:41:38)
その他情報
作品のレビュー数 3件
作品の平均点 6.33点
作品の点数分布
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作品の標準偏差 0.47
このレビューの偏差値 80.00
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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