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大いなる幻影(1937) のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 大いなる幻影(1937)
製作国
上映時間114分
劇場公開日 1949-05-21
ジャンルドラマ,戦争もの,モノクロ映画
レビュー情報
反戦を謳い、人間の本質を描き出した見事な作品です。「所詮、人間が作った物」の国境に救われるラストシーンは、人間が作る物への愚かさと尊さを描き出していてなんとも象徴的でした。幻影であるかもしれないが希望を紡ぎだす1コマ1コマ、1シーン1シーンは、どれも丁寧。どこまでも高貴になり得る人間、その姿そのものが幻影であったしても、幻影が実体になるその時を信じて営まれる人間の行い。その行いのなんとも愛しいことか。その行いこそに人間の本質があるのではないだろうか、と感じさせられました。そう感じることが“大いなる幻影”なのかもしれませんが・・・。とにかく素晴らしい作品です。
彦馬さん 10点(2004-05-14 13:23:21)(良:2票)
その他情報
作品のレビュー数 41件
作品の平均点 7.68点
作品の点数分布
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312.44%
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5512.20%
649.76%
7921.95%
8717.07%
9614.63%
10921.95%
作品の標準偏差 1.80
このレビューの偏差値 57.15
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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