Menu
 > 作品
 > マ行
 > 舞姫(1951)
 > 彦馬さんのレビュー
舞姫(1951) のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 舞姫(1951)
製作国
劇場公開日 1951-08-17
ジャンルドラマ,モノクロ映画
レビュー情報
岡田茉莉子のデビュー作。初々しい。同時代に見ていたら間違いなく彼女に熱を上げていただろうなー。成瀬演出もいろいろ効いているんでしょうが、なんだか岡田茉莉子にばかり目を奪われてしまって。さて、作品ですが、仮面夫婦(いまでも使うのかな)とその子どもたちの話。やわらかに妻娘軍vs夫息子軍との対決。私が夫婦のすれ違いを最も感じたシーンは、夫がニジンスキー(ロシアの伝説的バレエダンサー)の話をするくだり。夫が妻に熱く語っていたのに偶然に中断されてしまう。このシーンはバレエに無関心(=妻に無関心)を装いながら、やたらニジンスキーに詳しい夫の妻への底意を見るようであった。ラスト、静かに白鳥の湖を聞く夫。オデッサの愛を取り戻したのは、ジークフリートではなくこの夫だったのだ。
彦馬さん 6点(2004-04-02 00:23:12)
その他情報
作品のレビュー数 5件
作品の平均点 6.60点
作品の点数分布
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
5240.00%
6120.00%
7120.00%
800.00%
900.00%
10120.00%
作品の標準偏差 1.85
このレビューの偏差値 48.26
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
舞姫(1951)のレビュー一覧を見る


© 1997 JTNEWS