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桃色(ピンク)の店 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 桃色(ピンク)の店
製作国
上映時間99分
ジャンルドラマ,モノクロ映画,ロマンス,クリスマスもの
レビュー情報
この作品は、アットホーム賞でもあげちゃいましょうか。文通を媒介にした男女のすれ違いを軸に、タイトル通りに街角の店の話。解雇されるスチュワートが、一人ひとりと握手して店から出て行くシーン、見送る店員の背中(4人であるのがポイントですね)なんかほろりとします。そしてもっとほろりとするのが、クリスマスイブ、雪の降る中、店の前でボスが一人ひとりを食事に誘うシーン。ようやく連れ合うことができたのが新米の少年で、それでも満面の笑みを浮かべるボスが、言葉で並べる食事メニューのなんとおいしそうなこと。ここでこの少年にも粋な役割が与えられるのがあったか~いです。というように、けっしてスチュワートとサラヴァンの恋話に終始していないのが、この作品のいいところ。2人の関係に終始し、媒介のメールの中身そのものを描いたようなリメイク版では、けっして得ることのできない心地よさといえましょうか。ルビッチ作品の中では、少し毛並みが違いますが、肌触りはいいですぞ。
彦馬さん 9点(2004-07-18 20:23:14)(良:4票)
その他情報
作品のレビュー数 28件
作品の平均点 7.18点
作品の点数分布
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6517.86%
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作品の標準偏差 1.36
このレビューの偏差値 59.79
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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