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暗黒街の顔役(1932) のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 暗黒街の顔役(1932)
製作国
上映時間93分
劇場公開日 1933-03-13
ジャンルアクション,ドラマ,モノクロ映画,犯罪もの,ヤクザ・マフィア,小説の映画化
レビュー情報
カポネをモデルにした映画だそうで、ホークスが語るところによると、実際にカポネが見て偉大な映画だと言っていたそうな。なんかそれを知るだけで凄いもんですね。さてさて、この顔役さんは、無邪気で子どもっぽくて寂しがりやにして、征服欲、独占欲にあふれたギャングであります。トンマなシショをずっと雇っているところや、妹から撃たれないところなどなんか憎めません。突然の発砲音にも平然とする強さと、周りの人物がもがれうろたえる脆さ、そこがなかなか魅力的なのですが、ラストは大きく×の刻印が打たれたかのように突き放されてしまいました。この×印の使い方、まーいろいろと出てくるんですが、私は妹のドレスが一番気になりました。妹が派手になり背中にはドレスの×のラインが・・・、顔役のラストを暗示するようで。見終わって思わずコインを弾きたくなるエポックな一品であります。
彦馬さん 9点(2004-06-11 00:32:30)(良:3票)
その他情報
作品のレビュー数 15件
作品の平均点 8.07点
作品の点数分布
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1016.67%
作品の標準偏差 1.12
このレビューの偏差値 57.39
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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