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失われた週末 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 失われた週末
製作国
上映時間101分
劇場公開日 1947-12-30
ジャンルドラマ,サスペンス,モノクロ映画,小説の映画化
レビュー情報
ワイルダー、ハリウッド監督4作目。オスカー獲得、パチパチパチパチ。非常に真面目な作品で、笑いは排除されております。中毒者を扱うという点で、この時代には冒険だったようですね。さて、お酒を求めてさまようレイ・ミランド扮するドン、こいつがもうどうしようもないんですが、見ているうちに「ドン、我慢しろ!」という感情よりも、「ドン、後ろ後ろ!電灯、電灯!」と思わずドリフのコントを見る子どものような声を上げてしまいそうになります。ドンが飲むのを期待してどないすんねん、とすぐに気付くんですけどね。いやー、でも病院のシーンなど、かなり中毒者をリアルに描こうとするワイルダーの姿勢がよく見えますです。ハッピーエンドになっているのは、そうしないとパラマウントの幹部が映画化させてくれなかったようなので、甘いと思う方々、大目に見てあげてくださいね。
彦馬さん 7点(2004-05-20 00:59:35)
その他情報
作品のレビュー数 56件
作品の平均点 6.52点
作品の点数分布
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200.00%
300.00%
435.36%
51221.43%
61323.21%
71628.57%
8712.50%
935.36%
1023.57%
作品の標準偏差 1.41
このレビューの偏差値 52.41
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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