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悪魔のような女(1955) のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 悪魔のような女(1955)
製作国
上映時間114分
ジャンルホラー,サスペンス,モノクロ映画,ミステリー,小説の映画化
レビュー情報
《ネタバレ》 前半で殺人の過程を提示し、プールの水を抜くところから一気にミステリー度が加速。ニコルが学校を去ってからはサスペンス度が怒涛のうねり。そしてホラーでさらりと締めくくる。うーん、見所たっぷりでございます。サスペンスは、不安にかられるクリスティーナの陰影、光をぼんやりあてたり、上半身だけあてたり、窓際から漏れる光をあてたり、とこのあたりの演出はしびれます。前半にも、車が通り過ぎる水たまりのショット、小石を投げ波紋が広がるプールの水面のショットをさりげなく射し込み、「水」がキーであることを表現。前日の魚料理が出てくることや、おまけにバスタブ2階の住人が聞いていたラジオのクイズ番組の問題が、「モザンビーク海峡をはさむ地は?」とこれまた水に関わる懲りようで、それらを発見する楽しみも与えてくれております。そんでもってラストのラスト、学校閉鎖の日にまで壁際に向かって立たされる少年モネの背中・・・こんなのアンリ!?
彦馬さん 9点(2004-09-05 00:46:55)(良:1票)
その他情報
作品のレビュー数 31件
作品の平均点 7.81点
作品の点数分布
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9929.03%
1013.23%
作品の標準偏差 1.26
このレビューの偏差値 57.58
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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