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また逢う日まで のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 また逢う日まで
製作国
上映時間111分
劇場公開日 1950-03-21
ジャンルドラマ,ラブストーリー,戦争もの,モノクロ映画
レビュー情報
軍国ムードの中をストイックに求め合う二人、となると愛の情念のほとばしりが控えめなのが逆に映画にプラスになっている印象です。その分、駅のホームに向かいひた走る杉村春子をカメラを後退させながら撮り続けたシーンは、溜めていたものが一気に爆発したようで親子の情愛が画面に滲んでいました。序盤で語られる「ケイコのケイは蛍のケイよ」が、二人の心に静かに熱く灯る明かりと「蛍の光」を想起させ、その後の二人の運命の儚さが低音に振動しております。伝説のガラス越しキスシーンは、これが伝説の!と映画的感動を得ることができますぞ~。また逢う日が保障されない時代にまた逢う日を信じた二人の物語、です。
彦馬さん [映画館(字幕)] 7点(2005-04-11 20:55:26)(良:2票)
その他情報
作品のレビュー数 9件
作品の平均点 7.00点
作品の点数分布
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作品の標準偏差 0.47
このレビューの偏差値 50.00
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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