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メリィ・ウィドウ(1934) のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 メリィ・ウィドウ(1934)
製作国
上映時間98分
ジャンルラブストーリー,コメディ,モノクロ映画,戯曲(舞台劇)の映画化
レビュー情報
ん・・・これまでのルビッチ作品とはなんか違うぞ。そうだ、やたら構図のきれいなショットが出てくるんです。ルビッチ作品は、窓から窓への移動などカメラワークの巧みさに目がいくことはあったんですが、あまり構図を意識させられるようなことはありませんでした。ところが、オープニングのパレードのシーン、バイオリンを奏でる室内、ソニアがテラスで歌い上げるシーンを地上から見上げるショットから始まって、後半のフレンチカンカン、ダンスシーン・・・きまってるんです。キャメラマンは誰だ・・・と後から見ればオリヴァー・マーシュさん。早速マーシュさんが撮った『雨』(大傑作!)を見ましたが、これで納得。なんとも素晴らしいキャメラワーク、構図。ルビッチお得意の恋のかけひきはいつものごとくに、愛嬌あるシュヴァリエ、美しいマクドナルドが鮮やかにフレームに収められた傑作です。
彦馬さん 9点(2004-07-08 19:06:25)(良:1票)
その他情報
作品のレビュー数 8件
作品の平均点 7.88点
作品の点数分布
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8225.00%
9450.00%
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作品の標準偏差 1.45
このレビューの偏差値 55.33
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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