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少佐と少女 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 少佐と少女
製作国
上映時間100分
ジャンルコメディ,モノクロ映画,ロマンス
レビュー情報
ビリー・ワイルダー、ハリウッドでの監督デビュー作。自分のテクストは自分でメガホンを、ということで撮ったのがこの作品。ワイルダーという人は、どうしてもコメディタッチのイメージが先行しますが、実に多彩な作品を撮っています。しかしこの作品は、そのデビューにふさわしくワイルダー的スクリューボールコメディ。20歳の女性が12歳の少女を演じ続けなければならない状況から生まれる騒動を恋愛をからませ、軽妙におしゃれに滑稽に描きます。まさにルビッチ賛歌。作品中、母からどこにいっていたのか問われるロジャースが「仮面舞踏会」と答える台詞。この台詞なんか、その後のワイルダーをまことに象徴してますねー。あの女装2人組を代表とするなりすましのおかしさ。ワイルダー舞踏会の始まり始まりー。しかし、この時30歳を超えているジンジャー・ロジャースが20歳を演じ12歳の振りをするのはいくらなんでも無理があるぞ、という野暮なことは言ってはいけませんぞ。
彦馬さん 9点(2004-05-02 15:01:25)
その他情報
作品のレビュー数 4件
作品の平均点 7.75点
作品の点数分布
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作品の標準偏差 0.83
このレビューの偏差値 68.18
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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